2021年度事業報告書


当連合会の活動の主体である社会参加促進事業ならびに指導者の研修のためのブロックごとの指導者研修事業は、新型コロナウィルス感染拡大により、例年通りには遂行できませんでしたが、それぞれの事情に合わせて絞った活動をいたしました。ブロック長はじめ役員がたの尽力に感謝いたします。2021年度活動の概要は次の通りです。

 

1.新型コロナウィルス(COVID-9)感染拡大に対する対処

   ・政府、関係部署からの通達、情報に基づき、通達および具体策を各会員に展開し、行事を縮小、中止しました。

  

2.会員関係について

     正会員(54団体):   4,404人

     顧 問                :             2人

           賛助会員・個人      :       5人

                法人    :             1社

              合 計   :     4,412名

 

3. 事業関係について

① 定期年次総会(第22回)

2021年5月14日(金)、東京都障害者福祉会館において、開催が予定されていたが、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、政府による緊急事態宣言、各自治体による外出自粛要請が出たことにより、理事会にて書面決議を決定しました。(所管の東京都、内閣府より特定非営利活動促進法では総会開催について書面決議ができるとの提示)。事務局より4月28日作成の議案書と回答書、報告案件を4月28日に送付し、回答書に議案の同意、不同意の記載と意見を求めました。5月31日締め切りとし、全団体から回答が得られ、下記事項を決議しました。

 

  イ.2020年度事業報告ならびに決算承認の件

    2020年次報告として活動計算書・貸借対照表・財産目録・2020年度会費受入明細表・監査報告を送付し書面承認確

    認。原案通り全員が同意し、承認された。

  ロ.2021年度事業計画案ならびに予算承認の件

    2021年度事業計画案、活動予算案を送付し書面承認確認。

    全員が同意し、承認された。

  ハ.役員選任の件

    2021年度の理事候補者(案)、全員が同意し、承認された。

② 理事会について

   (第1回)2021年5月14日(金)午前10時より東京都障害者福祉会館において総会に先立ち開催が予定されていま

したが、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、政府による緊急事態宣言が出されていることから、松山会長より書面による理事会が提案されました。(所管の東京都、内閣府より柔軟な方法による開催が提案されている)第22回の年次総会付議案件について回答書に議案の同意、不同意の記載と意見を求めましたが、全員が同意し承認された。

   (第2回)2022年2月18日(金)午後1時00分より、東京都障害者福祉会館において開催予定ですが書面決議の可能性もあります。第23回総会付議案件について審議の予定です。

 

4.ブロック研修会について

 近畿ブロック、中・四国ブロック以外のブロック研修会は新型コロナ感染拡大の影響により中止となりました。

 

① 近畿ブロック

2021年10月13日~10月15日   ビナリオ嵯峨嵐山(京都市)

② 中・四国ブロック

2021年10月19日~10月20日   ピュアリティまきび(岡山市)

 

5.喉頭摘出者発声訓練士資格制度について

導入から9年を迎えました。全国54団体で、611名の発声訓練士が認定されました。ブロック研修会の中止に伴い共通課題研修はオンライン発声指導をテーマに実施例の資料を配布しました。

 

6.日喉連の収支改善、活動について

  日常生活用具の販売強化、賛助会員の勧誘・推進に努め、収支に貢献しました。

  収益について

  賛助会費  :                        280,000円

  南豆無線電機-パワギガ   :        112,500円

  アトスメディカル-人工鼻   :      1,379,918円  

  人工鼻アンケート調査手数料 :   1,686,960円 等 でした。

   新商品のベビースマイルが売り上げに寄与しました。更に取扱い商品の拡大を模索します。

 

7.会報の発行、日喉連のPR活動

  会報「日喉連」第51号の発行、及びホームページを有効活用し、日喉連のPR用DVD・パンフレット等を頒布しました。

 

8.会員団体相互の交流会について

  新型コロナの感染によって直接会っての交流はできず、メール、FAX、電話に限定されました。

 

9. 人工鼻についてのアンケート調査実施

  2020年9月から人工鼻が自治体の障害者日常生活用具から健康保険適用への移行が始まったが、人工鼻の使用、購入状況を把握するため、各団体にアンケートを送付し、回答を得ました。(集計結果は別紙)

 

10.その他

  慶弔関係 - 訃報

     新美典子氏      日喉連名誉会長  銀鈴会名誉会長

     大河原敏夫氏     発声教室山彦会会長

 

 

 

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