新声会 山陽放送の取材を受けて

12月10日(土)午前10時からBS-TBSにて番組を再放送いたします。


日本喉摘者団体連合会
会長 松山雅則 様

 

    新声会の発声訓練等のテレビ取材について

 

平素は喉摘者の発声訓練事業などについて何かとご指導ご支援を頂き有難うございます。
さてこの度、標記の件で地元の山陽放送(RSK)テレビによる発声教室などの状況取材を受けまして去る平成28年8月31日PM8:56から1時間番組で「声ふたたび~声帯を失っても歌いたい」と題して放映されました。取材には、日喉連をはじめ岡山大学病院など新声会との関連のある団体にもご協力を頂いており、わかり易い内容に編集されております。
概要については別紙の通りまとめてみましたので茲許ご案内を申し上げます。ホームページにもご活用下さい。
今回、新声会の発声訓練等の実情について映像による情報発信ができましたことで、社会的な認知度が向上して、通常の広報活動では行き届かない面をも、フォローしたものと思っており、今後新入会の状況にもその成果を期待しているところです。
今後共一層のご指導をお願い申し上げます。

 

                                              平成28年9月10日

                                                 新 声 会  
                                                 会長 坂元正二

 


 

山陽放送(RSK)地域スペシャル「メッセージ」の取材を受けて

                                                新声会 事 務 局

番組について説明します。
硬派の報道番組としては傑出したもので、ゴールデンタイムに放送する山陽放送自信作の番組です。
この番組に「声ふたたび」と題して新声会が取材を受けて平成28年8月31日(水)に放映されるという広報活動ができたのです。
昨年春、近畿大学の入学式で音楽プロデューサーの「つんく♂」さんが喉頭がんで喉頭を摘出したため自力発声が不能であることを公表されてから喉頭がんが脚光を浴び、新声会がニュースの中の特集として放映されました。今回は、RSK地域スペシャル「メッセージ」という1時間枠の報道番組で取り上げられたのです。
放送が決まり、会員、賛助会員は勿論、医療関係者、特に今回はがん診療連携拠点病院等のがん相談支援センターにも視聴依頼を送り放送日の周知徹底を図りました。
放送内容は、発声教室の授業の様子や慰労会、齋藤相談役へのインタビュー、宮田副会長の仕事振りやご家族を含めてのインタビュー、岡大病院耳鼻咽喉科の小野田友男先生、日喉連の松山雅則会長、さらにはELのユアトーンのメーカーである北海道江別市の㈱電制まで取材されており、それをわかりやすく編集したもので、なんと上手いこと作ったものだと感心してしまいました。
この番組を見て、現在筆談で生活されている方で新声会に入会して第2の声で話せるようになりたいと思う方が1人でも2人でも居てくれたらなと期待しております。

 

 

 

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『メッセージ』(声ふたたび)を観て

山陽放送RSK地域スペシャル
岡山県新声会取材協力


8月上旬のある日、山陽放送(RSK)より日本喉摘者団体連合会を取材したいという申し出があり、話しを伺うと岡山の新声会を取材しているので所属する全国組織の日喉連にも話を聞きたいとのことでした。地方テレビ局で岡山地方限定の放送と言うことでしたので、新声会の役に立てばという軽い気持ちで了解しました。つんく♂さんの一件以来、多数のテレビ取材がありましたが放送された大多数は5分から10分程度の番組です。長い番組でも我々団体の映像は3分、4分程度でしたので今回も期待はしていませんでした。

しかしこの度、新声会が送ってくださったDVDを拝見して、RSKの『メッセージ』は1時間の長時間番組であり、丁寧に広範囲に取材をされていたのは予想外の驚きでした。
内容としてはつんく♂さんをはじめ、何人かの芸能人の喉摘手術に対する生き様の紹介に始まり、病院取材による頭頸部がんである喉頭がん、食道がん、口腔咽頭がんの患者は年間4万6千人(喉摘手術はこの一部)などの詳しい病気説明、そして新声会による食道発声、EL発声、シャント発声などの説明や練習風景など詳しく紹介されていました。
更に新声会指導員の宮田勘一さんや斉藤寛さんの職場復帰の人生ドラマなどを深く掘り下げて取材されていました。また新声会の行事やELメーカーなどへの幅広い入念な取材には感心いたしました。世間の理解と協力をお願いする上で大変有用な番組であったと思います。日喉連の他の団体に於いても機会があれば積極的に取材に応じることにしましょう。岡山新声会の皆様、ありがとうございました。著作権などの問題がありますので勝手にアップは出来ませんがご覧になりたい団体は新声会へ問い合わせてみてください。
                  

NPO法人 日本喉摘者団体連合会 

会長 松 山 雅 則