平成29年新年挨拶


          日喉連会長 松山雅則

新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。


昨年は全国発声大会をはじめとする行事にご協力いただきましてありがとうございました。改めて感謝申し上げます。


昨年、日本国内では熊本地震、鳥取地震、北海道の水害、糸魚川火災と数多くの災害に見舞われました。また海外でもイギリスのEU離脱、テロ事件の多発、トランプアメリカ大統領の誕生と想定外の出来事ばかり目立ちましたが、幸い日喉連では想定外はなく、すべて想定内で終わる事が出来ました。

<福寿草は春を告げる花の代表で、新春を祝い幸せを招く花という言い伝えがある>
<福寿草は春を告げる花の代表で、新春を祝い幸せを招く花という言い伝えがある>

ただ、喜ばしい事として昨年11月末、日本喉摘者連合会(日喉連)が社会貢献支援財団による社会貢献者表彰を受け、安倍昭恵会長から表彰状と副賞をいただくことが出来ました。日喉連の45年に亘る長年の先輩達の活動が評価されての受賞と思っています。今回の受賞は日本全国で活動する喉摘者団体にとって大変な励みになるものと思います。


今年も気になるのは各団体への新入会員の入会状況ですが毎年少しずつ減少が続いているのが現状です。早期発見と治療技術の進歩と言うことで喜ばしいことではありますが寂しい気もして複雑な気持ちです。こうした現状を踏まえ、個別団体では難しくなった活動を日喉連がより纏まりを強くして行っていく必要があると感じます。先ずは日喉連が賛助会員の拡大、物品販売、助成金の利用などで財政基盤を固め、活動可能な体制作りを目指したいと思いますので今年もご協力ご支援よろしくお願いいたします。